日本人に多いと言われている『肩こり』『腰痛』の原因は何でしょうか?
様々な原因があると言われてますが、大きく2つに分けられます。
❶「病気が原因の肩こり」
うつ病、心因性のストレス、内臓疾患、更年期障害、椎間板ヘルニアなど
❷「病気が原因でない肩こり」
運動不足、筋肉疲労、スマホ、パソコンや長距離運転など長時間の同じ姿勢、寝転んでテレビを見るなどの良くない姿勢による肩~腰の猫背や側彎症、喫煙、飲酒、ジャンクフードなど
肩こりと五十肩の違い
肩こりは首から肩に掛かる筋肉が凝って神経を圧迫することで起こり、五十肩は肩関節周辺の炎症です。肩から腕にかけて痛みがあり、腕の動きに制限があれば五十肩と診断されます。
腰痛とぎっくり腰の違い
腰痛は腰周りの凝った筋肉が神経を圧迫することで起こり、ぎっくり腰は歪んだ姿勢により引っ張られて負担の掛かった筋肉や椎間関節の捻挫などによって引き起こされる筋膜の損傷と考えられます。
共に、筋肉・関節・神経への負荷や過度の疲れによります。
肩こりや腰痛にかかわらず多くの症状に効果的な方法をご紹介します。
1.背筋を伸ばす
姿勢を良くするだけで血液・リンパ液・脳脊髄液の流れが良くなります。脚組み、横座りは避けましょう。スマホの操作によるストレートネックも問題です。姿勢を良くすると、5㎏程ある頭が背骨の真上にくるので首肩の筋肉の負担は最小限で済み、肩こりを予防できます。
2.深呼吸
肺が膨らむことで肋骨も広がり、周辺の筋肉や関節が柔軟になります。また、酸素をたくさん入れることで細胞が活性し、血流も良くなります。副交感神経優位になることで精神的にもゆとりが出ます。
3.笑顔
笑顔に使う筋肉の数は14~17。その際に老化を防ぐツボを刺激し、美容・美肌の効果もあります。
4.感謝
「今感謝できることは何かな?」って考えるとどんどん浮かんできませんか? 感謝 ⇒ 幸福感 ⇒ 笑顔 ⇒ 開運 ⇒ 健康 こんな感じでしょうか。
5.休息
ストレス社会ではリラックスすることが難しいですね。短時間でもいいのでストレッチする、目をつむる、深呼吸する、その場で軽くジャンプするなど意識的にされてみてください。
6.食事
忙しいとついファーストフード、ジャンクフードといった逆に体を疲れさせてしまう食事をとりがち。栄養不足かつ毒素処理のためにせっかく取った栄養まで消費してしまいます。ビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素・ファイトケミカルといった体に必要な栄養素をたくさん含む食事を心がけましょう。
※サプリメントは天然素材のものを。また単一栄養素(例えば「亜鉛」のサプリ)は避けてください。
7.軽い運動
激しい運動はかえって体に良くないです。ウォーキングやストレッチ、ご自宅では青竹踏みや家庭用トランポリンをおすすめします。
8.整体やマッサージを受ける
リラックスした状態で人の手によって体に刺激を与えることはとてもリラクゼーション効果があります。その上に効果的な手技が加わると相乗効果で回復が早まり、また良い調子が持続します。
整体やリラクゼーションマッサージを受けることは最高の自己投資です。
9.ポジティブ思考
同じ出来事でもポジティブに考える人は人生を楽しんでいるように見えます。「もうほとんどない」や「できそうにない」を「まだ残っている」や「できるかも」に置き換えて考えてみましょう。そうすることで自律神経が整い、あらゆる症状に効果が期待できます。